だいぶん更新の期間が開いてしまった。心ある読者の方より、「続編はまだかい、え〜かげんにせ〜よ」と言う暖かい励ましのメールも届いている。これ以上更新を遅らせると、ありがたいメールボムが届きそうなので、今年度中の完結を目指して更新をしていきたい。
・・・・と書いたのは、もうすでに1900年代。時代は2000年・・・。
ここまできたら、なんとか、10カ年計画でやっていきたい。
NW070便は太平洋の北の方・・・アラスカを回って飛んでゆく。なんてったて、ビジネスクラス。テレビは肘掛けの中。チャンネルを回せば、今の飛行状態も分かる。
ほら、、、、高度・・・・フィート表示でわからない。。。。。。
外気温・・・華氏表示でわからない。。。。。。。
速度・・・ノット表示でわからない。。。。。。。。
とにかく、
とんでもなく高くて寒い所を、すごいスピードで飛んでいるようだ。
ふと隣を見ると、おばちゃん。ひたすら手紙を書いている。
ビデオ映画も見放題。公開前だった「メッセージ・イン・ア・ボトル」、「スタートレック、謀反」・・。スタートレックはおもしろかったけど、メッセージインアボトルの方がちと疑問。時間があったので、3回見たけど、ケビンコスナーが死ぬ必然性が全然ないと思うのだが。ま、わたしゃ、映画解説者じゃないので、ここではおいておこう。ふと隣を見ると、おばちゃん。まだ手紙を書いている。
とにかく、寝ておかないといけない。シートを倒して、目をつぶる。フライトは9時間。とにかく、私は乗り物の中ではあまり眠れないタチ。エンジン音と風切り音を聞きながらウトウト。。。ふと目を覚ますと、隣のおばちゃん、まだ書いてる。
隣のおばちゃんが席を立った。こっちもボチボチトイレに行こうと、立ち上がる。ファーストクラスへの階段の下にトイレがある。表示は「使用中」。クールミントガムを噛みながら、ボサっと待っていると、黒人のゴツイKONISHIKIのようなスッチーが近寄ってきた。英語で、「それ、禁煙ガム?」、「いんや、普通のガムだよん」、「1個ちょうだい」、「どうぞ、お好きなだけ」と、彼女に渡す。「あんがと」と彼女は1枚取って、口の中へ。なんだかんだと喋っていると、そこに日本人スッチー(メチャ美人)登場。彼女はKONISHIKIのようなスッチーに「いいもん、食べてるやん。ちょうだい。」KONISHIKIスッチー、私にウインクして、私もにやっと笑う。(ちょっと彼女を困らせてやろう)。KONISHIKIスッチー「いいよ」とばかり、彼女に1枚投げる、彼女が口の中に入れた所を見計らって、KONISIHIスッチー「でも、そのガム。このお客さんのやけど」。日本人スッチー「あ!申し訳ございません!!。あ〜どうしよう!!!」KONISHIKIスッチーと私は大笑い。
そんなこんなで、スッチー達とダベッていても、トイレはなかなか開かない。かれこれ、30分。KONISHIKI「なかなか出てこないねぇ。」と言うといきなりドアをノックして、私の後ろに隠れる。中から出てきたのはなんと、隣の席のおばちゃん。怪訝な顔で周りを見渡し、私たちの方を睨む。私と、KONISHIKIはお互いを指さし、「こいつや〜」・・・・いや、はやおもろいわ。
さて、トイレも済ませて、席に戻ると。。。。まだ、おばちゃん手紙を書いている。。。一体何通書くんだぁ?なんて、考えているウチに、眠気が襲ってきた。
今回はここまで、おやすみなさい。
つづく