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act.60 ジャッカル

 ブルースウイリスが悪役。リメイクらしいけど、前作は知らない。ロシアマフィアが、アメリカFBIへの報復のために、フリーランスの殺し屋「ジャッカル(ブルースウイリス)」を雇う。彼を追うのはKGBの女少佐と、FBI副長官(シドニーポワチエ)それと収監されているリチャードギア演じるIRAのスナイパー。

 冷徹な殺し屋ジャッカルが、どういうことか、なんとなくお茶目。モントリオールも舞台になっているので、ちょっと懐かしかった。リモートコントロールのガトリング砲はメカ好きにはたまらない。それと、テーマ音楽も実は好き。

 でも、映画の出来自体は、公平に見るとあまり良いとは言えないのよ。ただ、個人的には見てて飽きないんだよね。タデ喰うなんとかも・・・・の類。

(2004.11.14)


act.59 ダイハード1、2、3

 ブルースウイリス演じるはみ出し刑事がテロリスト相手に孤軍奮闘。1は妻の勤める日系企業ビルを占拠したテロリストと、2はダラス空港の制御系を支配したテロリストと死闘を演じる。そう、シリーズ1と2は限られた空間内だったので、怖さも大きかった。ところが、3はなんせ走り回る。ところが、主人公が走り回るとどうも、印象が散漫になる。スケールの大きさと距離的なスケールとは違うと思うんだけどね。

(2004.11.14)


act.58 ロボコップ1、2、3

 シリーズ1は、ポールヴァーフォーヴェン監督だけあって、マーフィーが殺されるシーンとか、ED-209がオムニの社員を誤射するシーンとかが衝撃的でした。最初はぎこちない動きだったロボコップが、最後にズタボロになったら、いやにスムーズな動きになったのも面白い(笑)。それと、ちょっとしたアラを発見。工場跡地での決戦の前のシーン。悪役の手下達が、最新の火器で街を破壊している。その時、悪役の親玉が自分の車(SUX6000)の屋根を手で叩いて「お遊びは終わりだ!」と言うんだけど・・・・屋根を手で叩いた瞬間、ルームミラーが落っこちるんですよ(笑)。いや、ホント。で、その後の決戦では、ルームミラー、ないんです。ラストのオチが、ちょっと説得力ないんですけどね。

 2もまぁまぁ面白かったけど、迫力がちょっとなくなった。3になると子供が見るかも知れないと言う配慮からか、勧善懲悪の傾向が強くなって、残酷シーンがなくなってしまってます。相棒役のナンシーアレンもあっさり殺されちゃうし、頃され方に深みもない。。。。悪役にも重厚感ないし。何度も書きましたけど、主役級を殺すなら、もっと必然性を描かないと。

(2004.11.14)


act.57 RONIN

 フリーの工作員達が集められ、ある「箱」の奪取を命じられる。ロバートデニーロとジャンレノが男臭い。フリーの工作員を赤穂浪士になぞらえていることから、「RONIN」。始めは、ヨーロッパ語で何か意味があるのかと思った(笑)。カーチェイスシーンはなかなかで、デニーロとジャンレノもいいんだけど。やっぱ、ちょっと、地味で暗いのは否めない。でも、この閉塞感はキライではないんです。

(2004.11.14)


act.56 「ニキータ」と「アサシン」

 リュックベッソンがフランスを舞台に作ったのが「ニキータ」で、それをハリウッドでリメイクしたのが「アサシン」。強盗殺人の罪で死刑判決を受けた少女。少年ギャング団のドラッグ常習者だった彼女を、スパイ組織の男が目を付けて、特殊訓練を施し、スパイに仕立てる。そして、スパイとなった彼女は、目くらましに男と同棲して任務をこなすが。。。厳しい訓練、裏切り、失望。。。。いや、「ニキータ」はよかった。この作品で、ジャンレノが監督の目にとまって、「レオン」になったそうな。「アサシン」もまったく同じ話なんだけど・・・・うん。正直あまり面白くない。やっぱり、あのストーリーはヨーロッパ色が必要だと思う。

(2004.11.14)


act.55 鉄道員(ぽっぽや)

 これ、グアムだか、ケアンズだかの帰りの飛行機でやってた。不覚にも涙してしまった。涙もろい嫁さんは別に泣いてなかった。広末涼子って、同性にはあまり人気ないのよね。

 映画のストーリーは感動的なので、特に言うことありません。ただ、ラストシーン、高倉健の棺を乗せたジーゼル機関車を、友人の小林稔侍が運転するんですが・・・・JRの規定では、旅客車への死体の持ち込みは禁止なんだそうです。(貨物はいいのだそうです。ただし、その場合もいろいろきまりはあります)まぁ、特別列車を仕立てて、貨物列車扱いで走らせたのかもしれませんけどね。

 ・・・・え?ヤボなこと言うなって?・・・・・・・・・・すんません。

(2004.11.14)


act.54 釣りバカ日記シリーズ

 がらっと趣向が変わる(笑)。何作目のストーリーがどうだったかなんて覚えてない(爆)ただ、1作目のオープニングは高松なんですよ。

 この映画で言いたいのは、ただ一つ。「ミチコさんは石田えりがいい!」これにつきます。スキャンダルとかいろいろあったんで、降板したんだろうけど、石田えりが出なくなってから、見る気がなくなった。こんな人、多いと思う。

(2004.11.14)


act.53 2010年

 つまり、チャンドラさんがHAL9000を修理しに、木星まで行く話(違・・・いや、そうなんだけど。。。あの、その。。。。分かる人には分かる)。「2001」がカリスマムービーだっただけに、ちょっと可愛そう。いや、映画の出来とすれば良いんですよ。だけど、やはり前作とは重厚感に差がありすぎ。しかし、前作のような映画では、興行成績出せないだろうからなぁ。

 ただ、この映画で最も気になるのは、木星の太陽化。熱量とか、太陽風とかそんなこともあるんだろうけど、最大の懸念は、「夜がなくなる」こと。ナスは24時間日長条件だと枯れる。おいおい、ナスが食えなくなるやん。ちなみに、ショウガも枯れる。おいおい、そうめんのダシに入れるもんなくなるやん。イチゴも花が遅くなるだろうし、米も実らないぞ。。。。飢饉になるやん!!!

(2004.11.7)


act.52 ランボー1、2、3

 シルベスタスタローンの代表作。これ、結構感想言いにくいんだよね。今。1作目はベトナム戦争の矛盾とかを出してた。2作目もまぁまぁ。ここで、やめときゃよかったんだよね。そして3作目。要するにアルカイダと共に、ソ連と戦うんだよね。それが今では、この有様。なんか、考えさせられる。アメリカの正義を全面に出した映画だけに、今の状態との矛盾が激しい。

(2004.11.7)


act.51 デモリションマン

 シルベスタスタローンとサンドラブロックが出てるってので、DVD買ったんだけど・・。あの〜。返品してもいいですかぁ?(爆)何が良くないって、なんかギャグの盛り込みすぎ。実際は、たくさん人が死ぬのに、ちょっと悪ふざけしすぎ。

 現代の「壊し屋(デモリションマン)」刑事のシルベスタスタローンは、殺人鬼を捕らえるものの、自らもえん罪をかぶって両者とも冷凍刑務所に入れられる。36年の刑期の後、殺人鬼は人格矯正の後に釈放されるはずだったけど、刑務所員を皆殺しにして脱走。時代はソフトで警察官も殺人など扱ったことがない。そこで、過去の「壊し屋刑事」を解凍して、殺人鬼を追わせる。懐古趣味の未来の女警察官のサンドラブロックも同行する。殺人鬼を逃がした黒幕は市長であり、レジスタンス組織のを壊滅させるためだった。しかし、殺人鬼は制御を外れて、暴走を始める。。。。

 ・・・をい、ストーリーを追うと、おもしろいやん。ギャグ路線をもっとなんとかすりゃ、良い映画になったろうに。

(2004.11.7)


act.50 アルプスの少女ハイジ「アルムの山編」「ハイジとクララ編」

 TVシリーズのダイジェスト版。嫁さんが好きなのでDVD買った。元来、ハイジはテンションが高い。それが30分番組だと適当に薄まるんだけど、ダイジェスト版だから、ハイジはず〜っとハイテンション。見ててくたびれた(爆)。

(2004.11.7)


act.49 レッドプラネット

 マトリックスのトリニティーがヒロイン。火星に行くSFなんで、特撮はまぁまぁなんですが。なんで、こんなに面白くないのだろう?見ててシラケるのは、なぜ?。。。そう、「いくらなんでも、それはないだろう」と言うSF設定なんだと思う。例えば、非常脱出カプセルで火星に降り立ったメンバー達が、火星に酸素があるのが分からなかったり。。。今でも、分光でわかるぞ。それくらい。。。。そんな無理な設定が所々に見受けられるので、どうにもノッていけないんだろうなぁ。

(2004.11.7)


act.48 奇跡の輝き

 これは、新婚旅行でハワイに行ったとき、帰りの飛行機の中でやっていた映画。ロビンウイリアムス主演。医師のロビンウイリアムスは美しい妻を持つ。ただ、この夫婦は子供を失ったり、それが原因で妻が精神を病んだりした暗い過去を持つ。ところが、ロビンウイリアムスも自動車事故で死んでしまう。ロビンは自分の理想とする天国へ。しかし、ショックを受けた妻は、自殺をして地獄へ行ってしまう。それを知ったロビンは、妻の魂を救うべく地獄へと降りていく。。。。キリスト教の世界観なので、どうも私にはのりにくい。ただ、アカデミー賞の視覚効果賞を貰っただけあって、天国や地獄のシーンは、絢爛たる色彩。これまた、帰りの飛行機の中でくたびれ果てて見たので、印象がつよい。

 結婚式の準備やなんかで、世間の流行ものをしらなくって、この飛行機の中で初めて宇多田ヒカルが歌ってるのを見て、夫婦で「これ、結構イケるやん」と言ってました。

(2004.11.7)


act.47 ジョーブラックをよろしく

 とにかく、ブラッドピットな映画。モントリオールに行った帰りの飛行機でやっていた。「羊たちの沈黙」では猟奇的な精神科医を演じていた、アンソニーホプキンスが若いブラッドピットをきちんと締めている。死に神がブラピの身体を借りて街へ。財閥のトップであるアンソニーホプキンスの命を長引かせる代わりに、社会見学をさせろと言う。そして、その娘と恋におちる。。。まぁ、ストーリーはありきたりかな。ただ、帰りの飛行機で実に「ほっと」した気分で見たので、印象が強いんです。

(2004.11.7)


act.46 プレデター1、2

 これも、エイリアンは共通だけど、1作目と2作目は違う映画。1作目はシュワちゃん。2作目はダニーグローバー(「リーサルウエポン」の「マータフ刑事」ね)。

 えっと、1作目はよく知られてますよね。また、一般的に1作目が良いと言う人が多いです。そら、シュワちゃんだし、密林の不気味さもあるし。だけど、私はなぜかダニーグローバーの2作目も同じくらい良いと思うのよね。

 都会のはみ出し刑事部のダニーグローバー。街はラテン系のギャングで戦争状態。しかし、銃撃現場やギャング同士の抗争現場で、しばしば皮を剥がれた死体が見つかる。その現場に割り込む目的不明のFBI。原因を追うダニーグローバー。しかし、部下も次々と謎の死を遂げる。ついに、犯人は戦場を好んで「人間狩り」をする異星人で、FBIの目的はそれを捕獲するためと分かる。しかし、FBIのエージェントも全滅し、街の中でダニーグローバーとプレデターの一騎打ちが始まる。

 1作目のネタバレも結構あるし、プレデターの人間狩りのルールとか、人情とかがちょっとクサい感じはするけど、、、まぁ、ダニーグローバーの味も出せてると思うし。

(2004.11.7)


act.45 リーサルウエポン1、2、3、4

 まぁ、よく4作も作ったもんだ(笑)。1作目は元軍人の麻薬ブローカー、2作目は南アフリカの金の密輸をしている外交官、3作目は元警官の武器商人、4作目はチャイニーズマフィアを相手に、リッグスとマータフ両刑事が大暴れ。1作目は自殺願望のある、「人間兵器」のリッグスをメルギブソンが好演していた。はじめは結構暗いんだけど、それがシリーズを重ねるごとに、だんだんギャグ路線になってきて、まぁ、それはそれでいいし、嫌いなシリーズではない。パート4ではついに、「人間兵器」も老いてしまった(笑)。それで、アクションのスピード感を出すために、敵役にジェットリーを使ったのね(爆)。また、4ではリッグスの同僚のベテラン刑事で、チャイニーズマフィアをよく知っていると言う設定で、ショーコスギ(ケインのおやっさん)が出てます。「ブラインドフューリ」の時の殺し屋より良い役だ。とにかく、もう続編はムリだろうなぁ。

(2004.11.7)


act.44 マッドマックス1、2、3

 えっと。それぞれ、違う映画と思って見るのがいいでしょう(笑)。パート1はもちろん衝撃的だった。パート2も、ガラッと舞台が変わるけど(北斗の拳だね)、楽しめた。特に、ドックフードが旨そうだった(爆)。ブルーススペンスもいい味出してるし。しかしパート3は、ちょっといただけない。ストーリー云々はあるけど。一番はV8インターセプター(フォード・ファルコン、スーパーチャージャー、ターボ)が出てこないこと。そりゃ、パート2で壊れちゃうからなんだろうけど、一応シリーズの要だし、なんとか復活させて欲しかった。ティナタナーなどを配役するより、そのほうがよっぽどよかったと思う。

(2004.11.7)


act.43 遊星からの物体X

 ジョンカーペンターと言えば、これ。カートラッセルが主人公。南極観測隊を襲うエイリアン。隊員達が次々と同化されていく。外への助けは呼べない。仲間同士の疑心暗鬼。最後は地球を救うために基地を焼き払うが・・・・・。

 特殊メイクのすごさは、もう伝説的。そして、メイクのグロテスクさは、閉塞感の怖さや疑心暗鬼の隊員達の心情を際だたせている。怖くてみてらんないけど、見ちゃうんだよね。。。。血液を採るシーンが痛そう。。。

(2004.11.7)


act.42 ゼイリブ

 そおそお、ストーリーは良いけど、お金なかったんだろうなぁ〜〜〜〜〜。と言う映画がこれ。不景気が襲うアメリカ。実は地球人に異星人が紛れ込んで、支配層におさまっている。電磁波を巧妙に利用して、正体を隠しつつサブリミナルを利用して、地球人を洗脳している。ひょんなことからそれに気付く主人公。

 ジョンカーペンターの作品なんで、なんとも言えない怖さは演出していて、ストーリーも良くできているんだけど・・・・映像が・・・・・お金なかったんだろうなぁ。異星人の特殊メイクが精一杯。なんか、異星人のアジトなんて、ただの地下通路じゃん。雰囲気としては、ウルトラセブン的。多分特撮も同じレベル。でも好きな映画ではあります。

(2004.11.7)


act.41 フィラデルフィアエクスペリメント

 マイケルパレとナンシーアレンのSF映画。第二次大戦中(1945年だっけ)のフィラデルフィア湾で、対レーダーの実験をしていた戦艦「エルドリッジ」が次元の間に落ち込む。その中で、水兵のマイケルパレと友人の2名が現代(1985年だっけ)に飛ばされる。現代でも、「エルドリッジ」の実験担当だった博士がやはり軍の実験をしていて、これまた次元に穴を開けて街を消滅させてしまう。そう、時間を隔てた2つの実験のエネルギーが呼応して、マイケルパレと友人を現在に飛ばしたのだ。しかし、次元には穴があいたままで、このままでは大気やなにもかも次元の穴に飲み込まれてしまう。そのカギを握るのはマイケルパレ。追跡の手が伸びる。何も知らないマイケルパレと友人はナンシーアレンを人質に逃げるが、途中で友人は消滅してしまう。マイケルパレに同情したナンシーアレンは、一緒に逃げるが、そのうち原因はその実験担当博士が全ての原因と気付き、次元の穴のために壊滅しつつある博士の実験場に向かう。軍のエージェントとのカーチェイス、消滅した友人との再会と別れ。そして、博士との再会。博士はマイケルパレに言う。「次元の穴に戻って、エルドリッジのジェネレーターを止めてくれ。嫌とは言わせない、君の身体の分子は崩壊を初めているし、エルドリッジ乗員の証言では、君は、もう、それをやっているんだ。ただ、君はエルドリッジには残っていなかった。」ナンシーアレンとの別れ、そして射出台から次元の穴へ飛び込み、エルドリッジのジェネレーターを破壊。消滅した友人は既にエルドリッジに戻っていたが、彼に「ここには、居られない。だが、また必ず会える。」と言い残して艦去る。1945年に戻ってきた艦は凄惨な状況。1985年でも街が帰って来る。ナンシーアレンがジープで探しに行く。もやの中からマイケルパレが現れる。抱き会う二人。

 今見ると、やっぱちょっとチープ(笑)。マイケルパレもナンシーアレンもキライじゃないし、タイムスリップものもキライじゃないけど、ちょっと軽すぎるかなぁ。で、マイケルパレって今どおしてるんだろ?

(2004.11.7)